腰痛ベルトの違い
皆さんがぎっくり腰や、腰を痛めて使用されるベルトの違いって分かりますか?
ベルトの効果やつけるベルトが違うと痛めてしまったり・・・
今日は、骨盤ベルトと腰椎ベルトのちがいについてお話しします。
骨盤ベルトと腰椎ベルト(コルセット)は、どちらも腰痛の緩和や姿勢の矯正に効果がありますが、
使用目的や効果が異なります。
骨盤ベルト
骨盤周囲の筋肉や靭帯を補助して骨盤を正しい位置に保ち、
肩こりや腰痛を緩和する効果があります。
特に、骨盤の歪みが要因となっている場合に効果的です。
出産経験のある女性は、妊娠時のホルモンの影響で骨盤が広がるため、骨盤ベルトが役立ちます。
適度に締め付けることが大切で、呼吸が楽にできる程度の締め付けを目安にしましょう。
腰椎ベルト(コルセット)
腰にある骨(腰椎)を安定させ、痛みを緩和させる効果があります。
また、上半身の荷重を軽減することで、動作を適度に抑制し、腰痛の悪化を防ぐこともできます。
慢性腰痛時には保温機能により、筋の冷えを防ぎ、緊張を解きほぐす効果も期待できます。
装具の高さが高く幅が広いほど固定される範囲が広く、硬性装具ほど固定性が高くなります。