股関節に痛みが出る疾患。
股関節に痛みが出る疾患はさまざまですが、
今日は、代表的なものを症状別にご紹介します。
1.劣化・炎症による痛み
変形性関節症: 加齢や過度の使用によって股関節の軟骨が減少し、
骨が摩耗することで痛みが生じます。
動作開始時に痛みが強く、安静時には改善する傾向があります。
関節炎: リウマチ性関節炎や感染性関節炎など、炎症が生じることで股関節に痛みがあります。
腫れや熱感も伴うことがある。
2. 外傷による痛み
骨折: 特に高齢者に多い股関節の骨折では激しい痛みがあり、動けなくなることがあります。
靭帯損傷や筋肉の挫傷: 急激な運動や外的衝撃が原因で、
靭帯や周囲の筋肉が損傷し痛みが出ることがあります。
3. 運動障害による痛み
股関節の亜脱臼や脱臼: 股関節の位置が安定しなくなり、
痛みや運動制限が現れることがあります。
股関節インピンジメント症候群: 股関節の形状や配置が異常であることによって、
動きの際に痛みがあります。
4. その他の病状
大腿骨頭壊死: 血流障害により大腿骨頭が壊死する疾患で、
進行すると強い痛みとともに運動制限が起こります。
滑液包炎: 股関節周囲の滑液包が炎症を起こし、腫れや痛みが現れます。
通常、動くときに痛みが増します。
これらの疾患はそれぞれ異なる治療法が必要ですので、
股関節に痛みがある場合は早めに専門医の診察を受けることをお勧めします。
必要に応じて画像診断や血液検査などを行い、正確な診断を受けることが重要です。
当院は、股関節専門整骨院です。
ほんとに手術が必要なのか?
お悩みの方は、ご相談ください。
http://balanceup-lab.sub.jp/股関節の痛み-変形性股関節症02/