臼蓋形成不全症とは・・・

臼蓋形成不全は、将来的にも変形性股関節症に移行することが多く、
中高年の女性の変形性股関節症の約８０％は
臼蓋形成不全が原因と言われています。

今日は、「臼蓋形成不全症」についてお話しします。

臼蓋形成不全（きゅうがいけいせいふぜん）とは、
股関節の構造に関する状態を指します。
この問題では、股関節の骨の一部である「臼蓋」が十分に発達していないため、
股関節の関節が不安定になりやすく、痛みや運動の制限が生じることがあります。

具体的には、臼蓋は大腿骨の先端にある球状の部分（頭）を受け止めるための
「受け皿」の役割をしています。
しかし、臼蓋が浅かったり、形が異なっていたりすると、大腿骨がうまくはまり込まず、
関節の動きがスムーズでなくなったり、場合によっては関節に負担がかって
痛くなったりすることがあります。

この状態は、先天的な要因（生まれつきの問題）や、
発育段階での環境要因から起こることがあります。
治療方法には、リハビリテーションや痛みを和らげるための薬、
場合によっては手術が考慮されることもあります。

簡単に言うと、臼蓋形成不全は、股関節が正しく機能するための構造が不十分で、
これにより痛みや不安定さが生じる状態です。
もし似たような症状やお悩みがあれば、専門医に相談することが大切です。

当院は、股関節痛専門整骨院です。
治療のご相談は、当院へ
http://balanceup-lab.sub.jp/股関節の痛み-変形性股関節症02/