自律神経失調症の方は欠食をさける 前編
自律神経失調症の方が欠食を避ける理由についてお話しします。

1. 血糖値の急変動が自律神経を乱す
・食事を抜くと、血糖値が低下し、それを補おうとして交感神経が過剰に働く。
・その後、空腹時に一気に食事を摂ると血糖値が急上昇し、インスリンが大量に分泌される。
・血糖値の乱高下が交感神経と副交感神経のバランスを崩し、疲れやイライラ、不安感を引き起こす。
2. ストレスホルモン(コルチゾール)の影響
・空腹が続くと、体はエネルギーを補うために**コルチゾール(ストレスホルモン)を分泌する。
・コルチゾールが増えすぎると、ストレスが高まり、自律神経が乱れやすくなる。
・長期間続くと、睡眠の質が低下したり、免疫力が下がることも。
3. 胃腸の働きが乱れやすい
・自律神経は胃腸の動きをコントロールしているため、食事の時間がバラバラだと胃腸のリズムも乱れる。
・特に副交感神経が優位になるべき食後に、一気に食べ過ぎると消化不良を起こしやすい。
・胃もたれや便秘、下痢といった消化不良のトラブルが増える。