コレステロールについて
今日は、コレステロールについて・・・
コレステロールとは?
コレステロールの語源はギリシャ語で下記のようになります。
chele(コレ)=胆汁
sterol(ステロール)=個体
胆汁を固体にしたという感じです
人間は約36兆個以上の細胞や脳みそ男性ホルモン、女性ホルモンの全てコレステロールが材料。
もし本当にコレステロールが悪者であれば、コレステロールを材料とするこれらホルモンや脳、細胞は全て悪者ということになりますよね。
コレステロールは本当に大事なので悪者だといつまでも考えるのは終わりにしましょう。
代表的なコレステロールには、LDL(悪玉)コレステロール、HDL(善玉)コレステロールがあります。
実はそれ以外にも多くの種類のコレステロールが存在します。
種類は大きく5種類が存在し、これら全てを一括りで「コレステロール」とか「総コレステロール」と言います。
コレステロールを簡単にいうと、脂質組織をたんぱく質で包んだカプセルのようなものと思ってください。
このカプセルをリポたんぱく(リポプロテイン)といいます。
どうして脂肪組織をカプセルに包んでいるのかというと、血液の中はほとんど水溶性なので、
脂質は移動ができないため、カプセルに包んでいる必要があるということです。
一般的にLDLコレステロールを悪玉、HDLコレステロールを善玉と称しますが、
これは間違いで悪も善も存在しません。悪玉と言われているLDLコレステロールも重要な役割を担っています。