頭痛の種類と症状について
頭痛には、いろんなタイプがあり、それぞれ症状が違います。
今日は、頭痛の種類と症状をお話しします。
頭痛には、次のような種類があり、
それぞれ原因や症状、治療方法が異なります。
片頭痛:脳の血管が拡張したり炎症を起こしたりして、
頭の片側または両側のこめかみあたりがズキズキと脈打つような痛みがあります。
じっとしていると楽ですが、動くと痛みが強まります。
頭痛以外の症状(随伴症状)が少なくとも1つあり、吐き気を伴ったり吐いたりすることもあります。
緊張型頭痛:頭や首を囲む筋肉が過剰に緊張して、
頭全体が締め付けられるような痛みがあります。
動いても痛みが悪化せず、普段通り活動することができます。
悪心や嘔吐などの症状はありません。
群発頭痛:左右どちらかの目の周囲からこめかみのあたりにかけての激しい痛みと、
痛むほうの目の充血、涙、鼻水、鼻づまり、まぶたの下垂などといった症状を伴います。
痛み発作は1日に2~8回繰り返され、数日~3ヵ月ほどの間、集中して続きます。
また、頭痛は「一次性」と「二次性」に分けられます。
一次性頭痛は明確な病気やケガが原因ではなく、頭痛そのものが病気です。
二次性頭痛はくも膜下出血や頭部のケガなど、何らかの病気やケガが原因で起こる頭痛です。