内科で処方されるダイエット薬について 前編
ダイエット整体のカウンセリングでもお聞きする
内科で処方されるダイエットの薬についてお話しします。
内科で処方されるダイエットの薬にはいくつかの種類があり、それぞれ異なる作用機序と効果があります。
以下は主に使用される薬の例とその効果です。
1. GLP-1受容体作動薬
代表例:リラグルチド(サクセンダ)、セマグルチド
効果:
・食欲を抑制し、食事量を減少させる。
・胃の排出を遅らせ、満腹感を持続。
・血糖値を安定させるため、糖尿病治療としても使用される。
・期待できる体重減少:6ヶ月~1年で体重の5~10%減少が見込まれる。
注意点:
・注射が必要な場合が多い。
・吐き気や胃腸の不調が副作用として現れることがある。
2. ノルアドレナリン・セロトニン再取り込み阻害薬
代表例:マジンドール(サノレックス)
効果:
・中枢神経に作用して食欲を抑える。
・カロリー摂取量が自然に減少。
・使用期間:一般的に3ヶ月以内の短期使用が推奨される。
注意点:
・不眠、動悸、口の渇きなどの副作用がある。
・適応症例が限られるため、医師の厳密な管理が必要。