内科で処方されるダイエット薬 後編
3. 脂肪吸収抑制薬
代表例:オルリスタット(ゼニカル)
効果:
・食事中の脂肪の約30%を吸収せずに体外へ排出。
・脂肪の摂取を制限する効果がある。
副作用:
・油分が多い食事の場合、下痢やお腹の不快感が生じる。
・脂溶性ビタミン(A、D、E、K)の吸収低下が起きる場合がある。
4. 糖吸収抑制薬
代表例:アカルボース
効果:
・糖の吸収を抑え、血糖値の急激な上昇を防ぐ。
・炭水化物の摂取が多い食事の場合に効果的。
注意点:
・腹部膨満感やおならが増えることがある。
効果の期待値
どの薬も、生活習慣の改善(食事や運動)を伴うことで最大の効果が発揮されます。
薬だけに頼るとリバウンドのリスクが高まるため、継続的な管理が重要です。
薬はあくまで補助的な役割なので、バランスの取れた食事や生活改善を並行して行うことが、健康的なダイエットの鍵です!